Office the Globe

ChatGPT

ChatGPTをようやく試してみた。

とてももっともらしく、わかりやすい回答。(京都にはまたがっていないけど)。これは数年前NMT(ニューラル機械翻訳)が導入され、今回の生成AIに利用されている言語モデルTransformerモデルが実装された時と同じ利点と弱点がある。

これまでにない流暢さ、そして高い確率で答えはあっている。一方、機械翻訳も生成AIも文脈を考えているわけではなく、また、質問者の質問(あるいは翻訳の場合原文)に内包されている(が、明示されていない)内容はカバーされない。

例えば、なぜこの人は日本で一番広い湖を知りたいのか?例えば顧客と話していて、人は、なぜこんな質問をしてくるのかな?どんな回答を期待しているのかな?考えたうえで回答を用意するが、機械翻訳も生成AIもそれはまだ無理のよう。

この原文は言葉通りにとるとこうだけど、そもそもこれはこの文脈で、この人が書いている文章だから、こういう意味だろう、だから訳文はその意味を含ませようとか。

各社が検索エンジンに組み込もうとしているのはとても意味があることだ。これは検索や物を調べたいときにヒントを与えてくれる。とても便利だ。

一方正しい問いを立てること、生成AIも機械翻訳も特徴を知り、妄信することなくうまく使うことで、人はより生産的で、創造的な仕事ができるだろう。

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